1999/05/26/(Wed)  ライラックが満開だよ

かしぶち哲郎氏が「まぼろしか」と歌い、ブランキーのベンジーが「たぶん赤くて5センチくらいの冬に咲く花」と想像を膨らませて歌ったライラックの花があちこちの庭で咲いている。サンスクリット語の「暗青色」が語源らしいこの花は、数ミリの小さい花が集まって紡錘形の房になっている。白、薄紫、濃い赤紫、など色も様々。でも、良い曲だからいい。
今日はどんな一日だったかと言うと、昨日に引き続き仕事やこれからの事で決めなければならないあれこれ、姉と口論したり、いろいろ。気持ちが逃げて、きちんと話をしなければいけない相手と向き合わないまま帰って来てしまって自己嫌悪もした、まぁ、普通の一日だったと言えるほうか。
ちっぽけな人間がどんな心持ちでいようと日は暮れるし、夜が暗くても花の香りが漂うのは、概ね幸せな事だろうと思う。(19990526)

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