2000/05/11/(Thu)  利き溝

戯れに古いレコードを取り出して、溝を眺める。再生する手立ては、ない。どれも素晴らしいが、キプロス出身のベーシスト、ミック・カーン氏のソロアルバム『TITLES』の溝はかなり美しい。加藤和彦氏や矢野顕子氏のアルバムも愛でる。ミック・カーンとピーター・マーフィー氏の『ダリズ・カー』もなかなか。溝を目で追いながら、どれも記憶の中で聴く事が出来る。良い音楽は溝まで美しいもの。(20000512)

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